| 青果物EDI協議会事務局の株式会社山武(http://www.jp.yamatake.com)は、2001年度の農水省事業
「ITを利用した青果物の流通情報管理システムの実証検討」 について応募し採択を受けました。
事業の目的は、今まで「情報をリレーする」という意識が低かった青果物流通の運営 において、ITを利用して流通経路や時間の推移、各集出荷拠点の環境情報を他の段階に情報公開することにより、情報の連携についての必要性や有効性を実証するという ものです。
具体的には下記概況図のように、流通する青果物にIDタグというカードを添付 して流通させ、生産者/JAの出荷場や市場、配送車、販売店舗といった各流通拠点においてそのカードの入庫・出庫を記録します。また各流通拠点の温度・湿度と いった環境情報も常時記録し、品質管理への参考としました。最終的には小売店頭の端末機(タッチパネル式のパソコン)で生産者情報や商品情報、加えて流通経路 の情報を閲覧できるようにし、消費者への情報公開を実験しました。
実験期間中にBSEを始め、様々な食品に関するトラブル、事件が起こった背景もあり、 取組みに対する消費者やマスコミの関心は高く、特に小売店(スーパー)の店頭端末機における商品情報や生産者情報の公開については、各メディアでも取り上 げられました。しかし、取組みにおける業務負担や、システムのコストをどう吸収していくか、生産者や商品・流通情報開示の基準/ルール作り、といった項目につい ては、まだまだ課題が残っています。 |